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合格者の声

2022年度(第43回)消費生活アドバイザー試験合格者の声

大井 玲佳さん

消費者志向経営の推進に必要な知識を身に着けるため資格取得

大井 玲佳 さん

持ち株会社 勤務

 私は持ち株会社に勤務しており、グループ企業全体の非財務価値の向上に向け、社内への消費者志向経営の推進とともに、社内外へ情報発信を行う業務を担っています。
 消費生活アドバイザーは、有資格者である上司からの勧めがあり、業務に必要な知識を身に着けたいと考え、受験しました。

◆第1次試験対策
 6月から、公式テキストを読み進め、過去問にチャレンジしました。とりわけ経済分野は大の苦手で、テキストだけでは理解が難しい状況だったため、8月から外部講座を受講し、過去問の動画解説を視聴しながら、繰り返し問題を解きました。
 また、金融機関監修の経済入門のようなウェブサイトやYouTubeの解説動画なども視聴したほか、間違えやすい問題は単語帳を作り、移動時間や家事の合間など、すき間時間を見つけて、繰り返し問題に接するようにしました。

◆第2次試験対策
 1回目の受験では、外部講座を受講したものの、講師の解説を視聴するだけで満足してしまい、実際に論文を作成したのは数回程度でした。準備不足で受験した結果、本番は論文を見直す余裕もないまま試験終了となってしまいました。
 そこで2回目の受験では、本格的な勉強は10月に入ってから開始したものの、前年も行った情報収集(消費者団体や関連省庁など)を日常的に行い、気になる情報をまとめるようにしていました。
 また、NACS(公益社団法人 日本消費生活アドバイザー・コンサルタント・相談員協会)の論文対策講座を受講し、過去に繰り返し出題されているテーマで論文を作成。テーマは消費者問題と企業経営に絞り、まずはWord上で、解説などを参考にしながら自分なりに論文を作成し、それをもとに手書きの論文を全部で10題、時間を測りつつ作成しました。
 さらに、論文中のキーワードとなる単語に赤線を引いた原稿を作り、それを何度も口に出して読むことで、キーワードと論文の流れを体に叩き込みました。
 試験本番では予想外の問題が出題されましたが、練習どおりの時間配分で落ち着いて問題に取り組むことができ、今回は十分見直しをして論文を提出することができました。

◆今後の展望
 社内の消費者志向経営のさらなる推進に向けて、常に消費者関連の最新の情報をアップデートしながら社内の関連部署と連携を図り、社内に対して良い働きかけができればと思います。

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