
重要箇所や過去問で間違えた箇所をエクセルでまとめ、オリジナル問題集を作りました
遠山 峻(しゅん)さん
リンナイ 株式会社
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重要箇所や過去問で間違えた箇所をエクセルでまとめ、オリジナル問題集を作りました
遠山 峻(しゅん)さん
リンナイ 株式会社
私はガスコンロや給湯器などの熱機器を作るリンナイ株式会社に勤務し、お客様センターで電話対応をするオペレーターの教育や指導にあたる業務を担当しています。
消費生活アドバイザー資格は、独学で勉強することに不安がありましたが、NACSから試験対策講座(テキスト付)を提供していただけることに力づけられ、受験を決意しました。
これから受験をされる方へ向けて、学習法を中心に記載させていただきます。
◆オリジナル問題集
7月初旬から学習を開始し、すぐに気づいたことは、世に数ある資格試験と比べて問題集などの参考書が圧倒的に少ないことです。そこで、対策講座で「重要」と説明のあったことや、過去問題集で間違えた箇所をエクセルに書き出してオリジナル問題集を作りました。
この方法は効果があったと感じています。
◆YouTube
特に経済分野についてわかりやすく説明しているチャンネルがありますので活用しましょう。
◆過去問題集
第1次試験の過去問題集は、繰り返して解くことが大切です。ポイントは、一度利用した問題用紙を使わずに(もったいないですが)、毎回新しくプリントすることです。先入観などをリセットして解くことが記憶の定着率を上げることになります。
過去5年分を5回くらい繰り返し、最終的に9割以上取れると安心かと思います。余裕のある方は消費生活相談員資格試験の過去問題集にも目を通してみましょう。
第2次試験は、書いたら他人に読んでもらい、内容や文章について意見を聞きましょう。どんな論題でも使えるキーフレーズを自分の中にいくつかストックすると役立ちます。多くの論題がSDGsや消費者市民社会、ESG経営や消費者志向経営とつながることを意識しましょう(あくまで2021年時点の筆者個人の考えです)。
◆面接
自分が消費生活アドバイザーになって何をしたいか、イメージしておきましょう。私は面接でうまく答えることができず、試験後に後悔しました。たとえば「消費生活アドバイザーとして、今後、未成年者とどのように接していくか?」という問いへの答えなど、日常で関わりがなくても考えておくとよいでしょう。
これから私が消費生活アドバイザーとしてチャレンジしたいことは、就学児童に対する消費者教育です。
リンナイでは製造業企業としてモノづくりの楽しさを地域社会の教育現場を通じて伝える活動をしています。そこに、当社ならではの環境やエネルギーに関する教育を取り入れ、次代を担う子どもたちへ伝えていくことが、カーボンニュートラルや地球温暖化防止につながっていくと考えています。
消費生活アドバイザーを志してから、身近な消費者問題などに関心をもつようになりました。今後は、学んだことを何かアウトプットして社会貢献する方法を模索していきたいと思います。