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合格者の声

2021年度(第42回)消費生活アドバイザー試験合格者の声

田中 芳典(よしのり)さん

第2次試験前の2週間、毎日、小論文を1題作成し、小論文スタイルづくりに取り組みました

田中 芳典(よしのり)さん

食品製造メーカー 勤務

 私は、食品製造メーカーに勤務し、営業人事を担当しています。
 会社では、社員一丸となり、消費者視点の活動を進めていまして、営業においても、その推進が極めて重要であると認識しています。消費生活アドバイザー資格制度を知り、幅広い観点から、消費者に関わる情報や考えを知り、自社での活動に活かせるのではないかと思い、その資格取得に向け学びはじめました。
 私は、新卒で入社して約25年間、食品の営業業務に携わり、「食」の観点から消費者を捉えるよう努めてきました。しかし今回、消費生活アドバイザー資格取得のための幅広い学習を通じて、生活の三大要素といわれる「衣」や「住」についての知識が乏しく、それらの観点を踏まえて消費者を考えていなかったと気づかされました。また、「食」に関わる企業人として、行政との連携や、消費者と企業や行政の架け橋となる考えや取組みがまだまだ不十分だったことを痛感しました。

 さて、消費生活アドバイザー資格取得に向けての学習では、自身の業務や企業活動に照らし合わせ、「より良い消費生活に貢献するため、私たちに何ができるか」と自問自答しながら、テキストを精読することを心がけました。
 具体的には、日本産業協会が販売している公式テキストを使った通信教育を受講しました。資格取得のために学ぶべき情報量が多いため、まずは、学習計画を立て、学習を習慣化するよう、毎日、起床後1時間の学習を自分のライフサイクルに組み入れました。
 第1次試験対策では、公式テキストを2回繰り返し読むことと、3年分の過去問題集を繰り返し解くことに集中しました。
 第2次試験対策としては、通信教育テキストの「小論文対策」に書かれていることに沿って、「構成メモ」づくりと「小論文作成」を行いました。特に、試験日前の2週間は、毎日、小論文を1題作成し、自分なりの小論文のスタイルづくりを行いました。
 第1次試験・第2次試験とも、公式テキストに沿って学んだことで、合格に近づいたのだと思います。

 これからも、「机上での学び」と「実務での経験から得る学び」の両方を大切にし、情報取得や多くの先輩方との交流およびその実践の場に積極的に参加し、人々の暮らしをより良くすることに貢献したいと思います。

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