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合格者の声

2019年度(第40回)消費生活アドバイザー試験合格者の声

中川 優美(ゆみ)さん

SDGsについて学べる資格であることも、受験のきっかけでした

中川 優美(ゆみ)さん

株式会社 オリエントコーポレーション

 私は、信販会社のオリエントコーポレーションでお客様と直接お話する機会が多い部署に勤務しています。お客様から消費者被害についての相談を承ることもあり、的確な判断をするためにはもう少し深い知識が必要であると感じていた時、ちょうど、会社の推奨資格として消費生活アドバイザー資格の受験者募集があったので、受験を決めました。
 また、私が住んでいる札幌市のSDGsの取組みに興味をもったこともきっかけの一つです。ある日、小学1年生の息子が、「今日からSDGsの取組みをするから」と言って、節電などに取り組みはじめました。札幌市では小学生のうちから学習の一部に取り入れているようで、私も大人として、「SDGsをきちんと教えられるようにならなければ」と、受験勉強に励むことを心に誓いました。

 勉強にあたっては、始めた時期が遅かったこと、また1日のうちで勉強に費やせる時間が短かったことから、計画的に勉強する必要があると感じ、すぐに計画立案を行いました。
 テキスト学習においては、モチベーション維持のためにも計画通りに進捗することが大切であると考え、興味のある分野から始めました。テキスト学習の際のポイントとして、年表作成や同類項のまとめなど、テキスト上点在している箇所を一覧にしながら進めることをおすすめします。
 テキスト学習後、過去問3年分に取り掛かりました。ここで注意したのは、法改正などを確認しながら進めることです。この確認は、第2次試験の準備にも役立ちます。
 第2次試験対策では、まずは過去問や出題されそうな分野について、ポイント集(背景/目的/概要/課題など)を作成しました。その後、実際に論文を書く練習をしました。

 結果的に無事合格することができて、「ほっとした」の一言です。試験勉強中も、社内業務のなかで知識を活かすことができましたが、今後は社外でもぜひ活用していきたいと感じています。たとえば、学校に出向いて子どもたちに教えるなど、特に教育の面で少しでも社会に貢献できればいいなと思っています。

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