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合格者の声

2019年度(第40回)消費生活アドバイザー試験合格者の声

瀧 正人(まさひと)さん

あきらめずに挑戦し合格しました。必ず春は来ます!

瀧 正人(まさひと)さん

森永乳業株式会社

 「3年連続7回目」。
 高校野球でいえば、甲子園の常連校です。この数字は、私が「消費生活アドバイザー資格試験」を受けた回数です。あきらめずに挑戦しつづけてきて、本当によかったです。
 私は、食品メーカーのお客さまサービス部に勤務し、お客様の声を社内に発信することや、お客様のご指摘や意見要望を製品・サービスの向上に活かす業務を行っています。
 受験のきっかけは、当時の上司から「今後の業務に役立つから」と受験を勧められたことです。最初は「そんなに難しい資格じゃないだろう」と簡単に考えていましたが、通信教育のテキストや試験内容を知るにつれ、範囲の広さにビックリしました。当時は、ほとんど勉強せずに受験したため、案の定、合格ラインに届きませんでした。翌年以降も受験しましたが、なかなか勉強時間を確保することができず、合格まであと数%の状態が続きました。「今年こそは!」と気合は入るのですが、頭には入りません…。特に苦手な「経済」で点数が稼げず、悩みました。

 そこで学生時代に戻って「単語カード」を作成し、説明できない語句を覚えることにしました。毎日の通勤電車内でも場所を取らず学習できます。その甲斐があって、自己採点で苦手の経済分野でも65%の正答率を確保し、ついに念願の第1次試験を突破することができました。
 自己採点後、すぐに第2次試験対策を始めましたが、初めての経験のため、どういう勉強をすればよいかわからない状態でした。分野を3つに絞り、とにかく、過去3年間の問題を自分なりに回答することと、過去10年間の問題傾向から予想問題を作成し、時間内に論文を書く練習を集中して行いました。
 さて第2次試験当日、午前の論文では見事に予想問題は外れましたが、なんとか時間内に回答できました。午後の面接ですが、実は試験会場に私服で行くという大失敗をしていました。「今年もダメか…」と思いましたが、面接室のドアを開けた瞬間、奇跡が起きました。面接官のお二人がとても優しく受け入れてくれたのです。そのため終始リラックスして受け答えすることができました。
 皆さん、第2次試験は、ぜひスーツで受験されることをお勧めします。

 ホームページの合格者名簿で名前を見つけた瞬間の感動は、今も忘れません。合格した最大の要因は「あきらめないこと」「絶対に合格する」熱い気持ちをもちつづけたことだと思います。
 弊社は「消費者志向自主宣言」をしています。私は今後、社内で「CAP資格」取得も推進しながら、更なるステップアップに向け消費生活アドバイザー資格取得者を増やすとともに、有資格者として「消費者と企業の懸け橋」を目指し日々行動していきます。
 過去に何度か受験したけれど合格に届かなかった方、合格した時の感動は最高です。ぜひ、あきらめずに挑戦しつづけてください。必ず春は訪れます。

自作の単語カード

自作の単語カード

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