消費者目線で勉強を深め、定年後に地域の消費生活の向上にも貢献
公益社団法人 日本消費生活アドバイザー・コンサルタント・相談員協会(NACS)千葉分科会
代表 横岡 宏志さん(消費生活アドバイザー11期)
副代表 佐藤 孝逸さん(消費生活アドバイザー21期)
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消費者目線で勉強を深め、定年後に地域の消費生活の向上にも貢献
公益社団法人 日本消費生活アドバイザー・コンサルタント・相談員協会(NACS)千葉分科会
代表 横岡 宏志さん(消費生活アドバイザー11期)
副代表 佐藤 孝逸さん(消費生活アドバイザー21期)
NACS千葉分科会の概要を教えてください。
横岡 千葉県に在住しているNACS会員は、千葉分科会にも加入していることになっていますので、会員数は184人です。
定例会を月1回、第4土曜日に千葉市内で開催してまして、これには12人前後が参加しています。議事録をメール送付している人は30人ほどいます。
年に1回、千葉分科会大会も開催し、活動報告などを行っています。
活動は、テーマを決め、それを生涯学習のような形で追究していくことが中心です。テーマは、最近話題になっているけれども、実はよくわかっていないものを選んでいます。
これまでに取り上げたのは、
のほか、これまで「裁判員制度について」「きのこの研究」「金融ビッグバン」「宝石の鑑別」「訪販法改正」などの研究に取り組んできました。
研究はだいたい2年間をめどにまとめ、論文のほか、NACS東日本支部の研究発表会で発表しています。テーマを決め、研究の方向を決めるのに1年ぐらいかかり、2年目で調査や論文にとりかかることが多いですね。研究の方向をめぐって、議論が白熱することもありますよ。
現在取り組んでいるのは、「墓地・墓石」の研究。石材業者さん、墓園協会の方、日本石材産業協会さん、一般社団法人日本エンディングサポート協会理事長の佐々木悦子さんなどにお話をうかがいました。
定例会の出席メンバーの半分ほどは、時間に余裕ができた定年になってからの参加で、葬式や墓園などへの関心が高い。先祖代々の土地に住んでいれば、親戚や近所が教えてくれるかもしれませんが、ほとんどが核家族になってしまっていますので、知識がないんですね。