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活躍する消費生活アドバイザー

日本ヒーブ協議会の理事としても活動されていました。

藤脇 日本ヒーブ協議会は、40年以上変わらず生活者軸と企業人軸を併せもつことを強みに生活者と企業の双方を理解し、新しい価値を創造してきました。生活者とともに新しい価値を創ること、そしてそのために所属企業の中において新しい価値を生み出せる組織の起点(人材)になることをめざし、活動しています。

 私はヒーブでさまざまな業種の方と交流でき、とても楽しく、充実した活動ができました。特に理事職では、広報担当・会員活動担当として広報誌の作成や、他団体へのヒーブの周知、シンポジウムの運営など、他の理事の方と協力して作り上げていくのが楽しかったです。

消費者庁第4期消費者教育推進会議委員もされていました。消費者教育に対するご意見をお聞かせください。

藤脇 第4期の検討課題としては、緊急時における消費者行動、デジタル化に対応した消費者教育、「『成年年齢引下げに伴う消費者教育全力』キャンペーン」など、若年者への消費者教育の推進に関する取組み等がありました。
 どの検討課題も、一消費者として、また、一民間企業で消費者教育を担当しているものとして非常に興味深いものでしたが、やはりなかでも関心が高かったのは、自身の会社の業務とも直結する内容である若年者への消費者教育の推進に関する事項でした。「『成年年齢引下げに伴う消費者教育全力』キャンペーン」の実施にあたっては、自社内および前出の日本ヒーブ協議会で情報発信を行い、消費者教育の必要性を呼びかけ、微力ながら周知に協力をさせていただきました。

 消費者教育は一度聞いただけでは頭に残らないこともあると思いますので、全世代において継続的に繰り返し実施していく必要があると思います。
 今後も教育の現場で活用いただける教材のレベルアップを図り、出張授業・研修のレジュメ等の補助教材なども充実させていきたいと考えています。学校の教員の方はお忙しいですし、現在は消費者教育に取り組む企業も増えており、教材も良い物がたくさんあるので、もっと民間企業を利用していただいてもいいのではないかと思います。

2022年度消費者支援功労者表彰の内閣府特命担当大臣表彰を受賞されました。

藤脇 推薦いただけただけでも驚きでしたので、受賞できてさらに驚きましたが、大変光栄で、うれしく思っております。
 自分個人の活動というよりも、一民間企業としての取組みが評価されたものだと思いますので、今後活動していくうえでも大きな励みになります。
 今回の受賞では、社内外のたくさんの方からお祝いの言葉をいただきました。社外の方からは「多方面でご活躍されていて受賞にふさわしい」、社内では「社外から評価されるとはすばらしい。うれしい」「すごい」といったうれしい言葉をもらいました。

社内外の活動範囲が広く、超多忙な日々かと。健康管理で気をつけていることなどは?

藤脇 我慢しないこと、ストレスをためないことでしょうか。元々ストレスはたまらない方ですが(笑)。時間があれば旅行に行ったり、お酒を飲んだり、おいしいものを食べたり、趣味であるピアノで激しい曲を集中して弾いたり、歌ったりしていると、いやなことがあっても、たいていすぐに忘れてしまいますね。
 また、週1〜2回ホットヨガ(溶岩ヨガ)で汗を流して、リラックス・デトックスするようにしています。

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