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活躍する消費生活アドバイザー

功労者表彰を受賞されたご感想を。社内での反響はいかがでしたか。

大和 表彰は「消費生活アドバイザーとして消費者起点の商品(製品)又はサービスの開発・改善に貢献した個人(グループ)功労者」として、企業表彰と合わせてのダブル受賞をいただき、本当に驚きました。
 これからの消費生活アドバイザーの役割として消費者志向経営を企業の中で推進していくことも重要な責務なので、消費者目線で、新たな発想で取り組んでいる仕事の考え方そのものを評価していただけたのではないかと考えています。

 これまでの業務の進め方を評価いただけただけに、「これまで行ってきたことが間違っていなかった」といううれしい気持ちと、「この先、さらにどうしていこうか」というプレッシャーと、両方の気持ちが生まれています。

 社内でも、「えっ、経済産業大臣表彰を個人で受賞したの?」などの問いかけをきっかけに、「消費生活アドバイザーは、何してるの?」「消費生活アドバイザーは、他の人とどう見方が違うの?」と、次々と質問されます。今まで、知られていなかったんだと思いながらも、こうして意識していただけただけでも、消費生活アドバイザー資格の認知度アップに、少しですが貢献できたかもしれません。

 これまで日本は大量生産・大量消費の時代でしたが、いまやそうではありません。
 これから消費者がどう変わっていくのか。私の中で、おぼろげに見えてきているのは、これまで、ただ与えられる商品に満足していたお客様が、自分流にほんとうに使いこなせる、自分たちにほんとうに役に立つ商品を求めはじめていることです。
 時代の流れに応じて、消費者志向経営に取り組むべく、常に一歩先を見据えた消費生活アドバイザーならではの幅広い目線でものごとを素直に見られるよう意識してまいります。そして、更新研修などを通じて社会の変化や今後の傾向など新たな知識を習得し、消費生活アドバイザーのネットワークを大切に、これからの世の中と関わっていきたいと思っています。

 お客様から「パナソニックは、商品もサービスも信頼できるから安心して使えるんです」と言い続けていただけるよう、お客様が期待する価値以上のご満足をお届けできるよう全員が一丸となって取り組んでまいります。そして、自ら率先して行動を起こすことが、消費生活アドバイザーとしての消費者志向経営への役割と考えています。
 これから、ますます新しいことにチャレンジしたいですね。

(取材:2016年3月25日)
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